「いのち」プロジェクト
映画「いのち〜from FUKUSHIMA to our future〜」(監督:林勝彦)プロモーションビデオ

2011年9月30日金曜日

映像作品「いのち」プロジェクト 序章/児玉龍彦氏・国会にて満身の怒り


本日、皆様のご協力のおかげで映像作品「いのち」プロジェクトのブログを立ち上げました。深く感謝いたします。

序章として児玉龍彦氏の国会での”満身の怒り“(Youtubeより)を取り上げさせていただきました。児玉先生は現在東京大学先端科学技術研究センター教授で、いのちの源 ”遺伝子・DNA“研究の専門家として国際的に活躍されています。

1998年、立花隆氏の後任として小生が東京大学先端科学技術研究センター客員教授として
お世話になっていた頃児玉先生と知り合いになり、NHKスペシャル「人体・Ⅲ〜遺伝子・
DNA 」制作時にも大変世話になりました。先生は頗る温厚で怒った姿など一度もみたことがないだけに国会での”満身の怒り”の姿には大変驚きました。

最悪のレベル7「深刻な事故」に相当する福島原発は世界で初めての連続爆発巨大事故であるにも関わらず、誰が国民の”いのち”を本当に考えているのか? 司令塔の顔がまったく見えず、東電/政府/原子力安全・保安院/原子力安全委員会の無責任な態度に腹を立てていただけに国民の大喝采を博したといえます。

先生は現在内閣府の「最先端研究開発支援プログラム」で日本を代表する科学者・30人の一人に選ばれ、研究テーマ「がんの再発・転移を治療する多機能な分子設計の実用化」予算
約30億円のプロジェクトリーダーとしても活躍しています。

当然、私たち「いのち」プロジェクト一同では南相馬での先生の活動を取材しています。
今後、先生の活動報告のほかにも1章につき数分から10分程度の作品を何章かに分けて配信してゆく予定です。